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接触性皮膚炎

2013年09月14日

皮膚のトラブルはいろいろな原因で起きますが、そのなかでも多いものは、皮膚が何かに接触したことが原因で起こるものです。
原因となる物はうるしなどの植物、アクセサリーや時計などの金属、山芋や醤油などの食べ物、化粧品や潜在などの日用品、湿布や軟膏などの外用薬などが代表的なものです。

どれも日常生活のなかで身近にあるものばかりで、接触する機会が多いものばかりです。
このような肌に対して刺激を与える物質が原因で起こる皮膚炎を、接触性皮膚炎といいます。

症状は軽いものは皮膚が赤みをおびる紅斑程度ですが、盛り上がって丘疹になったり水疱になることもあり、かゆみを伴います。
原因になるものが特定できて排除することによって完治させることができます。

アトピー性皮膚炎と症状がよく似ていますが、接触性皮膚炎の場合には必ず原因になるものがあるので、思い当たるものがあるか考えてみるとよいでしょう。
例えば首周りに炎症がある場合にはネックレスをつけなかったか、最近化粧品を変えなかったか、うるしなどの植物がある場所に行かなかったかなどです。

原因を取り除かないと薬などで一時的に治ってもまた再発するので、原因は特定する必要があります。
皮膚科に行けば検査によって特定することが可能で、適切な薬も処方してもらえます。  


Posted by 怜奈 at 14:25Comments(0)皮膚炎